丸高重量のこんなの打っています その2
地盤業界のニッチを攻める丸高重量のレアで変わった現場を紹介していく、丸高重量のこんなことやってます事例集第四弾
鋼管杭で洪水対策?
大雨による水害は近年毎年のように耳にします。
弊社のすぐ隣にも日本有数の水量を誇る阿賀野川が存在するため、大雨や洪水は人ごとではありません。
今回はそんな阿賀野川での洪水対策の一環工事をご紹介します。
河川敷にΦ600の鋼管を打ちこみ、そこにH鋼をたてる工事です。
H鋼には水位計を取り付け。
大雨時の氾濫の目安となる大事なものです。
さてこの工事ですが取り掛かるのが少し難しい現場なのです。
理由としては
1、河川のすぐ側での施工なので確実に水が出てしまう
2、厚めの礫層があり通常の圧入工法や中掘工法では何も入らない
3、表土が弱いため重機が沈んでしまう
4、様々な難題要素が重なるが打設するのはたった一本しかない
ひとつひとつの条件はよくあることですが
悪条件が全て重なることで「できないことはないけど、値段に合わない」という
頭を悩ます現場に変貌してしまいます。
弊社ではダウンザホールハンマーでこの現場を攻略。
ダウンザホールハンマーは礫や岩盤に対して有効な工法ですが、組み立てや搬入など大規模になりがち。
弊社では小型重機と組み合わせ、ごく小規模で施工します。
その名もMAX工法。
堤防より川面の高水敷に向かい、ダウンザホールハンマーを持ったバックホーで斜面を超えて施工しました。
朝8時に重機を搬入し、鋼管を入れ終わるまでわずか半日で終了しました。
大型重機を使用した施工では重機の組立だけでその時間はかかるでしょう。
打ち込んだ鋼管にH鋼を差し込み、埋め戻して完了。
これに水位計を貼り付けることで完成します。
MAX工法は携帯電話基地局工事などの建柱工事や道路の擁壁基礎杭、電車線路の防雪壁など、数百件を超える施工実績があります。
礫や岩盤に悩まされた時はぜひ丸高重量にご相談ください。
MAX工法特設ページ( https://rpma.jp/max )
※回転圧入工法協会は丸高重量が運営しています。
まっとうな杭打ち・杭抜きから、どうやってここに打てるのかわからないような極端な狭小地、折れて抜けない杭、とんでもなく太い杭、隣地への影響が怖くて抜けない場所まで、さまざまな工法と豊富なノウハウでお答えします。
頭を悩ませる変な現場が出たら、まず丸高重量にご一報ください!